こちらの記事では、株式会社Hackusha が公開しているポッドキャスト番組「ハクシャヲカケルラジオ」から要約した内容をチラリと公開しています。
トークの内容で興味のある箇所があればこちらの資料も補足としてご覧ください。
ポッドキャストはSpotify, Apple Podcast, Youtube music, Amazon music に配信中。
本ページからもお聞きできますので、面白かったらぜひ各種プラットフォームにてフォローいただけると嬉しいです。
エピソードテーマ:
「2024年現在にホームページって本当に必要なのか?本音で語ってみる – ハクシャヲカケルラジオ」
本編概要
ハクシャヲカケルラジオ特別編#5。
SNSが隆盛を誇る2024年の現在、時間やお金をかけてまで自社のホームページ(Webサイト)を持つ意味ってあるんだろうか?
そんな疑問に制作会社としてのポジショントーク抜きにメリット・デメリットをオオサコが率直な意見をお伝えしてみました。
ホームページが不要なケースと代替手段
- SNSやプラットフォームが集客の中心の場合
- インフルエンサーやYouTuber、TikToker
- 飲食店や美容室などの地域密着型店舗(GoogleビジネスプロフィールやSNSで十分)
- Uber Eatsや出前館を活用するデリバリー専門店
- メルカリやAmazonなど、マーケットプレイス内で完結する個人セラー
- 期間限定の店舗やイベント
- ポップアップショップや短期イベントはSNSでの告知が効果的。
- 若年層の情報収集傾向
- 20代以下の若年層はInstagramなどSNSでの情報収集が主流。
ホームページが必要なケース
- 信頼が重要な高額商材やB2B企業
- 高額な商品を販売するビジネス
- 企業間取引(B2B)では、公式サイトが信頼性の証になる。
- オンライン予約・販売が求められる場合
- ネットショップやオンライン診療などは、予約システムを持つ自社サイトが不可欠。
- 教育機関やコンサルティングビジネス
- 信頼を得るためのブランド構築には、公式サイトが必須。
- 医療機関、法律事務所、工務店などの地域サービス
- 金額が大きく信頼が重要な取引が多いため、公式サイトが信頼の裏付けとなる。
ホームページとSNSの役割の違い
例えるならば、SNSは「支店」、ホームページは「本店」と表現することもできます。
SNSはユーザーとのコミュニケーションや情報拡散に適している一方で、ホームページは企業の本拠地として、いざという時に頼れる情報源になります。
また、SNSだけに依存するリスクも。
プラットフォームの仕様変更やアカウントの凍結など、予測できない問題に対応するためにも、幹となる自社サイトを所有していることは依然重要な存在です。
まとめ
ホームページの必要性は、結局のところ自社の事業の内容や規模に大きく依存するため、絶対に作る必要がない!絶対に作らなくてはいけない!と断言できるものではありません。
SNSやプラットフォームを活用して十分な効果が得られる場合は、無理にホームページを作成する必要はないといえます。
しかし、信頼性が求められるビジネスや、顧客と長期的な関係を築くためにはホームページのような自社が自由に発信でき、交流できるデジタル空間がこれまで以上に不可欠な時代になっています。
ケースバイケースということで、まあ、当たり前といえば当たり前な結論ではあるのですが、時々そのような前提条件や環境をすっ飛ばして、ホームページなんか使わないよ。とかもう古い!なんて言葉を聞いてしまうと、モヤモヤしていたので、ちょっと言語化してみました。
実際に自社としては、この段階でコーポレートサイトを作るべきなのか?そんな疑問や質問があればいつでもHackushaまでご相談ください。
必ず制作や依頼をしなくてはいけないなどではありませんので、お気軽にご相談いただければアドバイスさせていただきます。