毎年JR和歌山駅前の商店街で開催されている、子供向けの環境イベント、おもしろ環境まつりがコロナの影響を受け、初のオンラインイベントとして開催が決定。
弊社では、Web上でのイベント開催の仕組みや、賑わいの演出方法にてアドバイスをさせていただきながら、システムの構築とデザインを担当しました。
コロナ禍の影響が大きかった飲食や旅行業界と同じく、リアルの場での賑わいや演出が醍醐味であったイベントや地域のお祭りといった催しも多大な影響を受けています。
もし、これまで行っていたイベントを単純にそのままオンライン上に実現したとしても、これまでの面白さや集客が維持できるのかというと、なかなか難しいところです。
どうしてもディスプレイ越しに閲覧するスタイルのオンライン開催でできることと、リアルの場での体験では、情報量や感じる熱量も大きく変わります。
本プロジェクトでは、リアル開催の空気感をそのまま再現するのではなく、オンライン開催ならではの仕組みを導入できないかということで、
- ライブ配信
- いいねボタンの設置
- 視聴した動画の関連動画 リコメンド機能
- 出展講師のプロフィール掲載。資料ダウンロードや所属サイトへの誘導
- SNSを利用した公開アンケート
などの仕掛けを作ることで、少しでも同時参加の盛り上がりや参加している他のユーザーを感じられる人気(ひとけ)の演出。一つでも多くのブース(動画)を訪れたくなる仕組みをシステム的に再現しました。
2020年12月
CL: NPO法人わかやま環境ネットワーク
担当: PL, AD, D, C